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​現場リポート:2023年10月1日

テストサンプル今回のテーマはTEAMS-BP、TEAMS-BRです。

 

TEAMSとは産業訓練として広く普及しているTWIを医療現場に応用したものです。

TEAMSの目的は、①作業の効率化を図る方法、②合理的な教え方を体得する方法の2つを学ぶことで、患者さんに質の高い安全な医療を提供するだけでなく、職員がやりがいを持って働ける環境を作り上げることです。

そのために、「教えるスキル」「人と接するスキル」「改善するスキル」にフォーカスした3つのTEAMS研修が開発されています。

今回のレクチャーでは前半のTEAMS-BRで「人と接するスキル」、後半のTEAMS-BPで「業務改善のスキル」を学んでいきます。

 

 

私たちは、もちろん日々人と接しながら医療を行っていますが、「人と接する」ということは日常の中で当たり前のこと過ぎて、改めて振り返ってみると「人への接し方」をきちんと言語化して学んだことはなかったように思います。

 

 

ある目的を決め、それを達成するまでの過程での人への接し方は4段階に分けられ、さらに段階ごとに確認すべき項目が示されています。

(実際の内容はぜひ研修に参加して学習してみてください!)

 

 

職場においても、個々人を構成するものは仕事だけではなく、それぞれに家庭の状況、健康状態、経歴、価値観など様々な背景があります。各個人のことを全人的に扱わなければならないという点は肝に銘じなければいけないなと感じました。

 

また、良好なコミュニケーションのためにも、日頃から本音を話し合えるような関係性を築くことの大切さを改めて再認識しました。

 

 

人への接し方の4段階や、基本心得を学び、いよいよ実践です!

参考事例に対し、5~6人を1チームとしたグループワークを行います。

 

 

人への接し方について、学んだ手順に沿ってグループで討論しつつ、よりよい対処法を検討していきました。

学んだことをすぐに実践することで、より理解が深まりました。

 

 

休憩をはさみ、次はTEAMS-BPで「業務の改善の仕方」を学んでいきます。

こちらも、先ほどと同様に大きく4段階に分けられ、さらに段階ごとの要点が示されています。普段は、なんとなく自分自身の仕事のタイムマネジメントや効率化を考える程度の事しかやったことがなかったですが、今回のレクチャーを通して、組織としての業務改善の取り組み方も学ぶことができました。

こちらも、レクチャーで一通り学んだら、参考事例でいざ実践です!

グループのみんなで、業務の効率化のために改善できそうなポイントを探し出し、具体的な改善方法を提案していきます。

 

今回はzoomで研修が行われましたが、いずれもグループワーク・討論の際はチームごとにzoom上でルームが分かれ、ワークシートに意見をまとめ、その画面を共有しながら各チームで考えたことを発表しました。

他のグループの意見を聞くことで、さらに視野も広がりました!

 

 

 

皆さんもぜひ、TEAMS-BR, TEAMS-BPを学び、医療の質・効率の向上に役立ててみてください!

【開催日】
2023年10月1日(日)

【テーマ】

ノンテクニカルスキルコース:TEAMS-BP  TEAMS-BR

【講師】

山口 和人
(日本産業訓練協会)

​【研修目標】

<TEAMS-BP>
・業務内容を細分化し、取り去ったり、簡素化したり、順序を変えたり、組み合わせを工夫したりして、効率的・効果的に改善する方法を修得する
・作業分解シートを用いて日常の業務を振り返り改善する演習を通して、チームで協力して行う業務改善も体験する
<TEAMS-BR>
・職場の人間関係に関する課題において事実分析を行い、よい判断を下して解決を行う方法を習得する
・人との関係をよくする基本心得により、職場でよりよい協力関係を築くことを目指す

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